映画『サブスタンス』(原題:The Substance)は、2025年5月16日に日本で公開されたフランス・イギリス合作のSFホラー作品です。監督は『REVENGE リベンジ』で知られるコラリー・ファルジャ。主演はデミ・ムーアで、彼女のキャリアにおける新たな代表作となっています。
🧬 あらすじ
50歳の誕生日を迎えた元人気女優エリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えによって仕事が減少し、若さと美しさを取り戻すために「サブスタンス」という違法薬品に手を出します。薬品を注射すると、彼女の背中が破れ、若く美しい分身「スー」(マーガレット・クアリー)が現れます。スーはエリザベスの経験を持ち合わせた上位互換体であり、たちまちスターダムを駆け上がっていきます。しかし、エリザベスとスーには「1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあり、スーが次第にそのルールを破り始めたことで、物語は予想外の展開を迎えます。
🎬 作品情報
映画『サブスタンス』(原題:The Substance)は、2024年に公開されたSFホラー・スリラー作品で、監督・脚本を務めたコラリー・ファルジャが、現代社会の美と若さへの執着を鋭く描き出しています。
主演のデミ・ムーアが演じる元人気女優エリザベス・スパークルは、年齢を理由に仕事を失い、若さと美を取り戻すために違法な再生医療に手を出します。
その結果、彼女は自らの若い分身スー(マーガレット・クアリー)を生み出し、二人の間で意識を交代させながら生活することになります。
原題:The Substance
監督・脚本:コラリー・ファルジャ
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
日本公開日:2025年5月16日 上映時間:142分
ジャンル:SF/ホラー/スリラー
映倫区分:R15+
配給:ギャガ
🏆 受賞歴と評価
第77回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞
第82回ゴールデングローブ賞でデミ・ムーアが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞
第97回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、監督賞など5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞
🧠 見どころとテーマ
本作は、若さと美しさへの執着が引き起こす狂気を描いた異色のホラーエンタテインメントです。
デミ・ムーアは、容姿に執着するあまり想像をはるかに超えて暴走していくエリザベスを圧倒的な怪演で演じています。
また、マーガレット・クアリーが演じるスーは、若さと美貌を備え、エリザベスと1つの心をシェアする存在であり、二人の対峙が物語の鍵となります。
作品は、ボディホラーの要素を取り入れながら、美醜や自己同一性、老いへの恐怖といった普遍的なテーマを描いており、観客に強烈な印象を与えます。
🎥 予告編
映画『サブスタンス』の予告編は、以下のリンクからご覧いただけます。
映画『サブスタンス』本予告
現在、日本全国の劇場で公開中です。上映館の情報は、公式サイトの劇場情報ページをご確認ください。
コメント