「徒歩や自転車にすれば節約になる」――頭ではわかっていても、実際にどれくらいお金が浮くのかを数字でイメージできないと
行動に移しにくいものです。私もそうでした。
通勤や買い物で電車やバス、車を使っていた頃は「仕方ない出費」と思っていましたが、試しに徒歩・自転車に切り替えてシミュレーションをしてみたら、その金額に驚かされました。
小さな1日の積み重ねが、1年後には大きな金額になるのです。
この記事では、ケース別に年間の節約額を具体的に試算してみます。
きっと読み終えたとき、「これは始めないと損だ」と感じるはずです。
ケース別・年間節約シミュレーション
ケース1:電車通勤(片道200円 × 往復)
🔶1日:400円
🔶月20日出勤 → 8,000円
🔶年間:96,000円
片道15〜20分程度なら徒歩や自転車で十分可能。この距離を切り替えるだけで、年間約10万円の節約です。
ケース2:バス利用(片道250円 × 往復)
🔶1日:500円
🔶月20日利用 → 10,000円
🔶年間:120,000円
バス代は意外と大きな出費です。雨の日だけ利用するなど「ハイブリッド方式」にしても、5〜6万円は浮かせられます。
ケース3:車で通勤(ガソリン代・駐車場代込み)
🔶ガソリン代:月7,000円
🔶駐車場代:月5,000円
🔶保険・メンテナンスの按分:月3,000円
🔶月合計:15,000円
🔶年間:180,000円
短距離の車利用を自転車に切り替えるだけで、年間18万円も節約可能です。特にガソリン代の高騰が続く今、影響は大きいです。
ケース4:ちょい乗り(週3回、片道300円の電車やバス)
🔶1回:600円
🔶週3回 → 1,800円
🔶月:7,200円
🔶年間:86,400円
「たまにしか使ってないから大丈夫」と思っていても、年間でみると約8万円。徒歩や自転車で代替すれば大きな節約になります。
合計するとどうなる?
仮に「平日通勤で電車、休日にバスや車を使う生活」をしていると、年間で20万円〜30万円は当たり前に出ていきます。それを徒歩や自転車に切り替えれば、旅行1回分の資金や家電の買い替え費用に変えられるのです。
徒歩・自転車通勤を続けやすくする工夫
🔵徒歩15〜20分、自転車30分を「無理なく移動できる目安」にする
🔵雨の日や荷物が多い日は無理せず交通機関を利用する
🔵節約額をアプリや家計簿で「見える化」してモチベーションを維持
お金が貯まる実感を数字で味わうと、不思議と「歩こう」「乗ろう」という気持ちが続きます。
「徒歩・自転車通勤で節約」まとめ
徒歩・自転車移動は単なる交通手段の切り替えではなく、年間10万〜20万円以上の節約につながる生活習慣です。しかも健康増進や気分転換という「お金に換算できないメリット」まで手に入る。
今日から数日でも試してみてください。数字にしてみれば、節約効果がどれだけ大きいか実感できるはずです。節約は我慢ではなく、選び方の工夫から始まります。
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