「気づけば毎月5000円!?」漫画や雑誌を買うのをやめて気づいた“節約と心の変化”

おすすめ節約術

 

「気づけば毎月の出費がかさんでいる…でも、どこを減らせばいいの?」
そんなとき見落とされがちなのが、漫画や雑誌の購入費です。

1冊500円ほどの出費も、週に数冊買えばあっという間に月5,000円、年間6万円。
サブスクや電子書籍が当たり前になった今、“ちょっとした娯楽”が、実は家計を圧迫していることもあります。

私もかつてはそうでした。新刊が出るたびに購入し、積み重なった本が本棚に入りきらず。
「読んでないのに買って満足している」自分に気づいたとき、ようやく立ち止まりました。
そして思い切って、漫画・雑誌を「買う」習慣をやめる決断をしたのです。

すると、出費が減っただけでなく、時間の使い方や心の余裕まで変わっていきました。
この記事では、漫画・雑誌購入をやめて節約するための具体的なステップと、
代わりに「楽しみを失わない方法」まで紹介します。

 

なぜ漫画・雑誌の購入をやめると節約になるのか?

漫画や雑誌は1冊あたりの単価は安くても、積み重なる出費が大きなポイントです。
たとえば──

   内容            金額         年間換算 
週刊誌(1冊500円×4週)    月2,000円     年24,000円
漫画単行本(1冊550円×4冊)  月2,200円     年26,400円
合計 約4,200円/月      約50,000円/年

たった数冊で年間5万円。
このお金を貯金に回せば、旅行資金や家電の買い替えに充てることもできます。

しかも、電子書籍やサブスクを複数契約している人は要注意。
「使っていないのに毎月課金されている」ケースも多く、気づかぬうちに浪費している可能性があります。

 

ステップ①:「買う理由」を明確にする

まず最初にやるべきは、「なぜ買っているのか?」を自分に問いかけること。

✅作品が好きだから

✅トレンドを知りたいから

✅暇つぶしになるから

この中で、本当に必要なのはどれでしょうか?

私の場合、「習慣で買っているだけ」という理由が半分以上でした。
必要のない購読をやめるだけで、無駄な出費が一気に減ることに気づきました。

ステップ②:「読む環境」を変える

「買わない=読まない」ではありません。
いまは、無料で・安く・快適に読める方法がたくさんあります。

無料・低コストで楽しむ方法」

🔶電子書籍アプリの無料連載を活用(LINEマンガ・ピッコマ・少年ジャンプ+など)

🔶図書館で雑誌・コミックを借りる(最近は電子図書館も充実)

🔶中古ショップで必要な巻だけ購入・売却(ブックオフ・メルカリ活用)

🔶読み放題サブスクを1つに絞る(Kindle Unlimitedなど)

「読める選択肢を“所有”から“利用”に変える」ことで、満足度は下がらず、出費だけが減ります。

ステップ③:「買いたくなる衝動」をコントロールする

本屋やネットショップを見ていると、つい「新刊出てる!」と手が伸びますよね。
その衝動を抑えるには、“一晩寝かせるルール”が有効です。

🔴欲しいと思ったら、まずは1日置く

🔴次の日も「どうしても読みたい」と思えば購入を検討

🔴SNSなどでの話題はスルー(流行に流されない)

不思議なことに、翌日になると「別に今読まなくてもいいか」と思えることが多いです。
こうして“衝動買い”を防ぐだけで、出費がぐっと減りました。

 

実際にやめて感じた3つの変化

🔵お金の使い方に意識が向くようになった
→「何に価値を感じてお金を使うか」を考える癖がつきました。

🔵部屋がスッキリして気分が軽くなった
→積まれた本の圧迫感がなくなり、心にも余裕が。

🔵本当に好きな作品だけを大切にできるようになった
→「所有する」よりも「味わう」ことを大切にする感覚が生まれました。

節約というよりも、“暮らしの整理”をしたような感覚です。

 

我慢しない節約=「選ぶ」節約

漫画や雑誌をやめると聞くと、「楽しみが減る」と感じるかもしれません。
でも実際は、本当に好きなものを選んで楽しむようになるだけです。

節約とは、ただお金を減らさないことではなく、
「自分にとって必要なものを見極める力」を育てること。

今日からできることとし

● 定期購読を一度ストップしてみる
● 無料アプリで代替してみる
●「次の給料日まで買わない」期間を設ける

この3つのうち、どれかひとつを試すだけでも、確実にお金の流れが変わります。

 

まとめ:節約は“やめる”ことから始まる

漫画や雑誌を買うのをやめることは、小さな一歩かもしれません。
でも、その小さな一歩が、年間で数万円の節約になり、
「お金をコントロールできている」という安心感をもたらします。

そして何より、
本当に好きなものを選び抜く力が身につく。

それは、節約以上に人生を豊かにする力です。

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